爺ちゃんとの思い出を綴ります パート2
どうもR大器晩成です
普段は福祉の仕事をしたり
ブログを書いたり
筋トレをしたりしています
本日は
爺ちゃんとの思い出 パート2です
絶賛思い出ほろりの内容です
爺ちゃんは実家の縁側で爪を切っていた
外は晴天で太陽が爺ちゃんを照らす
朝読み尽くしたシワシワになった新聞紙をめいいっぱい広げ、その上にどっしり座っていた
爺ちゃんは爪を切っていた
無造作に置かれた爪切りと大きめのハサミ
うちの爺ちゃんは右足の親指の爪がびっくりするほどデカかった
林業をしていたこともあり、よく現場で爪が割れたり、血豆ができたりが日常だったみたいだった
だから爺ちゃんの爪は何度も破壊と再生を繰り返し厚い爪ができあがっていたのだった
幼い頃の僕は爺ちゃんの爪をみてとても驚いた
爺ちゃんの足とじぶんの小さな足をよく比べ合いしていた
ハサミで爪を切る爺ちゃんがカッコよかった
特に真夏に扇風機をかけ横には冷たいウーロン茶、どしんと座る畳のうえにはシワシワの新聞紙、この光景が脳裏に残っている
僕に画力があったら、きっと一枚の絵画を作って飾ると思う
大人になってから
僕は爪をきるのに、さすがにハサミは使わないが新聞紙広げてどしんと座る
爪を切るたびに爺ちゃんを思い出す
ありがとう